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記事: 愛犬の健康と安全を守る!犬のおやつ「失敗しない」選び方・与え方完全ガイド

愛犬の健康と安全を守る!犬のおやつ「失敗しない」選び方・与え方完全ガイド

愛犬の健康と安全を守る!犬のおやつ「失敗しない」選び方・与え方完全ガイド

  • しつけのご褒美におやつをあげたいけれど、どんなものが良いんだろう?
  • 美味しそうに食べてくれるけれど、あげすぎると太ってしまうかも…
  • 添加物が入っているのは心配

愛犬の健康を考えるからこそ、おやつ選びの悩みは尽きません。

おやつは愛犬との絆を深める素晴らしいアイテムですが、選び方や与え方を誤ると、肥満やアレルギー、思わぬ事故の原因となることもあります。

本記事では、「愛犬に心から安心して与えられるおやつを選びたい」という飼い主様の想いを叶えるため、おやつの選び方・与え方・注意点を詳しく解説します。愛犬の安全と健康を守りながら、おやつを上手に活用し、より幸せなドッグライフを送りましょう!

吉田未夢

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吉田 未夢

岡山理科大学卒業後、ドッグスクールにて犬の訓練士(ドッグトレーナー)として活動。犬の行動と心理を深く理解し、問題行動の改善やしつけ指導を通じて、飼い主と愛犬がより良い関係を築けるよう努めている。これまでの経験を活かし、犬の一生に寄り添いながら、飼い主が安心して笑顔で過ごせるサポートを行っている。

おやつは必要?愛犬の生活を豊かにするメリット

犬にとっておやつは、単なる「お腹を満たすための間食」ではなく、愛犬の心と体の健康、そして飼い主様との関係をより深める大切な存在です。おやつがもたらす主要なメリットを詳しく解説します。

しつけ・トレーニングを成功に導く

おやつは、愛犬の学習意欲を飛躍的に高めます。たとえば、「おすわり」や「待て」といった指示が成功した瞬間におやつを与えることで、愛犬は「この行動をすると良いことがある!」という成功体験を強く記憶し、結果として学習速度が向上し、しつけがスムーズに進みます。

おやつはトレーニングだけでなく、歯磨き、ブラッシング、爪切り、動物病院での診察といった苦手な日常のケアにも活用できます。犬にとってストレスになりやすい行為も、「終わったらご褒美のおやつがもらえる」というポジティブな期待感によって、愛犬が協力的になりやすくなるのです。

コミュニケーションの促進

おやつは、言葉がなくても愛犬との絆を深めるコミュニケーション手段となり、信頼関係を築くうえで重要な役割を果たします。手から直接おやつを与えたり、アイコンタクトを取りながらご褒美をあげたりする行為は、愛犬に「飼い主は自分にとって安心できる存在だ」というポジティブな感情を愛犬に強く刻み込み、飼い主様への強い信頼関係を築き上げます。

さらに、知育玩具(コングなど)におやつを詰めて与えることで、愛犬は夢中になって遊び、集中力や問題解決能力を養うことができます。このように、おやつを活用した遊びは、愛犬に長時間にわたる精神的な満足感をもたらします。

栄養補給と食事の補助

おやつには、普段の食事だけではカバーしきれない栄養を補い、愛犬の食生活をサポートする役割があります。

病気療養中やシニア期に入って食欲が低下してしまった愛犬に対しては、嗜好性の高いおやつやふりかけをフードにトッピングすることで食いつきを改善し、必要な栄養素を摂取する手助けとなります。

ドライブや散歩などの外出時、あるいは体調不良で水を飲みたがらないような場面では、ヤギミルクやペースト状のおやつ等が、手軽に水分や必須栄養素を補給する非常に有効な手段として役立ちます。

精神的な安定とオーラルケアの補助

おやつは、愛犬のストレス対策や口腔衛生の維持に貢献し、精神的な安定とオーラルケアの補助として非常に有効です。

適度な硬さや弾力のあるおやつは、犬の「噛む」本能を刺激します。愛犬が夢中で噛む時間は、日々のストレスを和らげるだけでなく、家具などを噛むといった問題行動の予防にもつながります。

さらに、歯磨き専用に開発されたおやつは、噛む動作を利用して歯垢の除去を促し、歯周病予防の補助的な役割を果たします。ただし、これらのデンタルおやつはあくまで補助的なものです。愛犬の口腔衛生を万全に保つためには、日々のブラッシングと必ず併用することが不可欠です。

愛犬の健康を守り抜く!安全なおやつ選び

愛犬の健康を最優先するため、おやつを選ぶ際に重要ポイントを解説します。

原材料の「質」を徹底追及

おやつを選ぶ際に最も大切なのは、原材料の「質」にこだわることです。

犬の体に負担をかけないためには、使われている素材がヒューマングレード(人間が食べても問題ないレベル)で安全なものであるかを確認しましょう。特に、アレルギーや内臓への負担、さらには発がんリスクが懸念される合成保存料、合成着色料、発色剤(亜硝酸ナトリウム)、人工甘味料などの不要な添加物には厳しく目を向け、無添加または極力添加物が少ない製品を選ぶべきです。

「動物性油脂」や「〇〇エキス」といった曖昧な表記は、何が使われているか不明確なため注意が必要です。素材の良さを最大限に活かすという点から、鹿肉、馬肉、魚などをそのまま乾燥させたジャーキーがおすすめです。また、茹でたササミやふかしたサツマイモのように、加熱調理のみで仕上げたシンプルな手作りおやつも推奨されます。

カロリー・塩分管理

おやつを与えすぎると肥満につながり、その結果、糖尿病や関節の病気など、愛犬の寿命を縮める深刻な病気のリスクを招きます。愛犬の健康な毎日を守るために、まずはおやつの成分表示を確認する習慣をつけましょう。

とくに、クッキーやチーズは、カロリーが高めであるため、与える量を厳しく管理することが大切です。もし愛犬の体重が気になるなら、低カロリーなささみや、水分が多くて満足しやすいペースト状のおやつを選んで、ヘルシーなダイエットを応援してあげましょう。

また、ジャーキーなどの加工品は、塩分や脂肪分が多い傾向があります。必ずパッケージ裏の成分を確認し、これらの含有量が少ないものを選ぶことが、愛犬の体を守る上で非常に重要です。

形状とサイズの安全性

犬は食べ物をあまり噛まずに飲み込む習性があるため、おやつによる窒息や誤飲は、命に関わる大事故につながります。そのため、おやつの形と硬さの安全性は重要となります。

消化できないほど硬すぎるものや、丸飲みできてしまうサイズのおやつは注意が必要です。特に、小型犬には必ず一口サイズを選び、大きめのおやつは小さくカットするようにしましょう。

さらに重要なのは、おやつを与えている間は決して目を離さないことです。飲み込みそうになったらすぐに取り上げられるよう、飼い主様による厳重な監視を必ず行ってください。

愛犬の正しいおやつ選び

おやつ選びの基本原則を押さえた上で、愛犬の年齢、健康状態、そして性格に合わせたものを選ぶことが、満足度と健康維持に直結します。

「正しいおやつ」の条件と選び方

愛犬に与える「正しいおやつ」とは、単に愛犬が喜ぶだけでなく、以下の3つの基準をすべて満たすものです。

  • 健康へのリスクが極めて低くなっている
  • 愛犬の体調や体質に適合している
  • 高い嗜好性で愛犬が喜んで食べる

この基準を満たす理想的な選択肢として、普段のペットフードの一部を与える方法や、茹でたササミ、ふかしたサツマイモなど、加工を最小限に抑えたシンプルな手作りおやつを推奨します。

市販品を購入する際は、食品添加物が無添加であること、そして脂肪分や塩分が少ないことを厳しくチェックし、品質を優先して厳選してください。もし愛犬が持病を抱えていたり、体調に不安があったりする場合は、かかりつけの動物病院に相談し、その子の健康状態や療法食に適した専用のおやつを選ぶのが最も賢明な方法です。

ライフステージ・性格に合わせた選び方

愛犬の満足度と健康を両立させるには、ライフステージや性格に応じたおやつを選ぶことが大切です。

【仔犬】
アレルギーや偏食のリスクを軽減するため、フードと同系統の味や高たんぱく質の肉・魚系を選びます。内臓が未成熟なため、消化しやすいものが基本です。また、歯も未熟なため、硬いおやつを与える際は、注意が必要です。

【成犬】
健康であれば、基本的な「原材料の質」「安全性」「シンプルさ」の3原則を満たしたものを、しつけや遊びなど、与えるシーンや目的に応じて種類を変えて楽しむことができます。

【シニア犬】
嗅覚が衰えがちなため、犬用チーズなどのニオイの強いものがおすすめです。また、食べやすさを考慮し、ふりかけやペースト状などのおやつが適しています。

食欲旺盛な犬】
食欲旺盛で早食いになりがちな愛犬には、「食べた」という事実で満足感を得られるよう、ひと口で飲み込める小さいサイズのおやつが適しています。カロリーオーバーを防ぐため、極力低カロリーのおやつがおすすめです。

【小食な犬】
ニオイが強く、大きすぎず、硬すぎない食べやすい形状のおやつで食欲を刺激しましょう。知育おもちゃの利用も効果的です。

アレルギーのある犬
アレルゲンが含まれていないものを選ぶのが鉄則です。アレルギー発症の引き金になりにくいよう、主食(フード)とはあえて主原料が異なるものを選ぶよう心がけましょう。

おやつを与える際の重要な注意点

どれほど高品質なおやつであっても、「与え方」を誤ると愛犬の健康を害してしまうことがあります。愛犬の安全と健康を守るために、正しいおやつの与え方を解説します。

「適量」厳守!与えすぎは最大の危険

愛犬の健康を脅かす最大の原因は、おやつの「与えすぎ」にあります。

適量の目安は、1日の総摂取カロリーの10%以下に抑えることです。理想としては、おやつで補ったカロリー分だけメインのフードを減らし、栄養バランスを維持する工夫が必要です。

また、愛犬の満足度を高めるためには、一度にたくさん与えるのではなく、回数を分けて少しずつあげるのがおすすめです。「何度もご褒美をもらえた」という前向きな経験が、愛犬の喜びにつながります。

「基本の食事」優先と「目的」の明確化

おやつはあくまで食事の「補助」であり、主食に代わるものではありません。愛犬の健康を保つために、与えるタイミングを意識しましょう。

おやつを与えるのは、1日2~3回の基本の食事を確実に完食するようになった後が原則です。おやつで満腹にしてしまい、主食を食べなくなるという事態は避けなければなりません。

また、与える際は「なんとなく」ではなく、目的を明確にすることが重要です。しつけのご褒美、お留守番時の暇つぶし、投薬のサポートなど、必ず意図を持って与えるようにしましょう。

与えてはいけない食べ物の把握

人間の食べ物には、犬にとって中毒や命に関わる危険な成分が多く含まれています。誤食を防ぐため、以下の食品は絶対に与えないでください

特に危険なのは、チョコレート・カカオ製品(中毒)、キシリトール(血糖値低下・肝不全)、玉ねぎ・ネギ類(貧血)、ぶどう・レーズン(急性腎不全)です。アルコールやカフェインも中毒を引き起こします。また、人用のお菓子や濃い味付けの食品は塩分や脂肪分が過剰で、長期的に健康を害します。

ご家族全員で危険な食品を把握し、愛犬が届かない場所に保管を徹底してください。

食べるだけで簡単ケア!QCHEFSのデンタルケアおやつ

デンタルケア用のおやつは日々の歯磨きの補助として非常に有効です。

特にデンタルケアに特化したおやつとして知られるQCHEFS(キューシェフス)の商品を、その特徴とともにご紹介します。QCHEFSの製品は、原材料のシンプルさとデンタル効果を両立させており、愛犬のサイズや噛み方に合わせて選べる多様な形状が特徴です。

究極のシンプルさ!100%天然由来の安心素材

QCHEFSの製品は、カッテージチーズ、米、グリセリン、菜種油、ココナッツオイルのたった5つの素材のみで作られています。また、添加物は一切不使用で、グルテン・乳糖も含まれていないため、体調に配慮が必要な犬や食物アレルギーを持つ犬にも与えやすいのが大きな特徴です。

「食べてケア」で口腔と腸内環境をWサポート

カッテージチーズ由来の特定の抗菌ペプチドの力で、お口の健康を維持し、口臭の減少も期待できます。さらに、単に噛むことによるお口のケアだけでなく、消化されやすい100%天然由来の素材を使っているため、腸内環境の健康維持も同時にサポートできるのが大きな特徴です。

また、自然由来のビタミンとミネラルが豊富に含まれており、愛犬の健康を維持することで本来持つ免疫力を保つことにもつながります。

QCHEFSの取扱アイテム

QCHEFSは、噛む力やライフスタイルが異なる愛犬・愛猫のために、さまざまな形状のデンタルケアおやつを提供しており、バリエーションが豊富です。ご自宅のペットの特性に合ったアイテムを選ぶヒントをご紹介します。

噛まずに摂取!フレークタイプ(デンタルフレーク/デンタルチャコール)

噛むことが苦手な子、高齢の子、おやつを食べる習慣がない子には、普段のごはんと一緒に摂取できるデンタルフレークが最適です。普段のごはんにふりかけるだけでお手軽に始められるため、スタート用としてもぴったりです。

このフレークタイプには、さらに活性炭が含まれたデンタルチャコールがあります。デンタルチャコールは、腎臓のケアをしたい子や口臭が気になる子におすすめです。活性炭が口腔内だけでなく体内の毒素吸着も期待できるため、腎機能が低下したシニア層の健康維持にも活躍します。

デンタルフレークのアイテム詳細を確認する>

デンタルチャコールのアイテム詳細を確認する>

唾液腺を刺激!薄焼きのシズル(Sizzles)

噛むことがデンタルケアにつながる製品として、薄焼きで噛みやすいシズル(Sizzles)があります。シズルは、噛んで唾液の分泌を促し、消化にもやさしいのが特徴です。ドライマウスが気になり始めた子や顎の小さい子に適しています。

シズルのアイテム詳細を確認する>

噛み応えと安心感!キューブ状のチージーズ(Cheesies)

顎の小さな小型犬や噛むことが好きな子には、キューブ状のチージーズがおすすめです。立体的な形状で噛み応えがありながら、消化に良い素材で作られているため、お腹が弱い子でも安心です。食後や就寝前に与えると、より効果が期待できます。

チージーズのアイテム詳細を確認する>

丸飲み防止を叶える細長おやつ!ハードクラッカー/パフドチーズ

細長い形状のハードクラッカーは、少しずつじっくり噛むことが好きな子に適しています。ハードクラッカーは、噛む力が弱くなってきたシニアの愛犬に、食後の歯磨きケアとしてもおすすめです。

一方、パフドチーズは、噛む習慣があまりない子や丸飲みしやすい子におすすめです。少し立体的な細長い形状が丸飲みを予防し、しっかり噛むことを促すため、食後や就寝前の口腔内環境のリセットに最適です。

ハードクラッカーのアイテム詳細を確認する>

パフドチーズのアイテム詳細を確認する>

QCHEFS利用者の声

ここでは、QCHEFSを実際に取り入れている飼い主さんたちの声をご紹介します。

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キューシェフスとは💭
ドイツ発🇩🇪🐶🐱デンタルブランド
100%天然由来の力でペットのお口をケア🦷
ヒューマングレード素材のみで、無添加・グルテン&ラクトースフリー🌿
消化に配慮した胃に優しい設計で食物アレルギーへの配慮が必要な子にもおすすめ🌼
噛むことで歯石の沈着を抑えて口臭軽減🙊
歯磨きが苦手な子にも🪥

今回むぎもちはキューシェフスさんの3つの商品をお試しさせていただきました🐶🐶🤍

🦷デンタルチャコール 形状:フレーク(粉)
デンタルフレークに植物性活性炭をプラスし、デンタルケアと腸内環境の維持、さらに腎臓の健康にも配慮した特別なフレーク🥣

🦷チージーズ 形状:キューブ型スナック
夜のおやつとしてQCHEFSを与えることで、 愛犬のお口の健康維持をサポート🧸🌙

🦷シズル 形状:薄焼きスナック
丸飲みしやすい犬にも、しっかり噛むことを促します。唾液と合わさることで、ほどよい粘りが出て、噛むことをサポート。噛むうちにやわらかくなり、飲み込みやすく、唾液と一緒にゆっくりと広がり、お口の中を自然にケアします🌱

さっそく夜の歯磨きタイム後のご褒美としてシズルを使ってみました🧸🌙

今回むぎもちがお試しさせていただいた3点セットがデビューセットとして販売がスタート🪥🦷✨
発売記念としてプレゼントキャンペーンを開催されているのでぜひ『QCHEFS(キューシェフス)』さんのInstagramをチェックしてみてください🤍

※一部抜粋

※こちらはタイアップ投稿です

まとめ

おやつは愛犬との絆を深める反面、間違った選び方と与え方が愛犬の健康を左右します

愛犬に心から安心して与えるために、「質の良いおやつ」を選び、「与えすぎず適量を守る」ことが重要です。また、おやつを主食より優先させず、「しつけやケアの補助」などといった目的を持って使いましょう。

これらを意識し、愛犬の個性に合わせておやつを選ぶことで愛犬との生活をより豊かなものにしましょう。

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